失踪防止の取り組みについて

昨年11月、協力関係にある  協同組合事業交流広島センター、IPM INTERNATIONAL(送出し機関)  と共催で失踪防止の為の「警察講習」を十勝管内の受入れ企業様と実習生に行いました。当日は組合管理の受入れ企業様と配属された実習生が約40名集まり、管轄警察署の警備課公安係の方を講師に招き実施致しました。実習生は入国後1か月講習で受講している内容とほぼ変わらないですが、受入企業担当者にとって初めての内容で、失踪事例や実習生の巻き込まれてのトラブルの事例等を交えた講話となりました。受入れ企業側からは、定期的な開催の要望もあり、次回はより内容を深める為に、複数の関係機関をお招きして実施したいと思います。
年々、技能実習で入国した実習生が失踪する人数は増加傾向にありますが、その要因には実習生が抱えている問題(性格や考え方、文化の違い)等の他に、受入れた企業側の問題、管理団体の問題等様々な要因が入り混じっていると考えられます。しかし、実習期間を無事終えて、笑顔で帰国しそれを笑顔で見送る事ができる様に今後も様々な機関と連携して取り組んでいきたいと思います。

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