開校から現在まで技能実習生のご報告(2)
先日、開校から3期生までのご紹介を致しましたが、
4期生以降のご紹介になります。
4期生は3名、8月末にベトナムから入国しました。道東方面で溶接関連の職種で配属されました。
彼らが日本語を勉強していたのは、ベトナムの南部ホーチミンです。北部のハノイで勉強して来日する実習生が殆どですが、ホーチミンから来たという事で土地柄もあるのかいい意味で寛容、逆な意味でアバウトな性格でした。しかし、ひじょうに日本で働く事を心待ちにしていた素直な性格の実習生です。彼らも、胆振東部地震の時、学校で生活していて、殆ど地震の無い国から来たこともあり、ビックリした反面「良い経験になった」と話していましたが震度5強の揺れは何が何だか解らなかったのだと思います。
現在も日本語は思ったほど上達していませんが、持ち前の人なっつこさで配属先でも日本人従業員と上手く関係はできて楽しんで生活できている様です。最初、1ヵ月は「寂しい」と頻繁に学校に連絡してきましたが、今は「もう大丈夫」と送出した側としても安心しています。
続いて、5期~7期です。
9月の中旬頃、女性4名、男性1名の実習生がベトナムから入国しました。女性は室蘭方面の農業、男性は道東方面で防水工事関連の会社に配属されました。
この5名はひじょうに優秀で、日本語に関しては書くことは勿論、聞き取りや話すことに関しても積極的に勉強に取り組み、数名は早い段階でN3に到達するくらいでした。
日本に来た目的も「日本語を習得する為」という貪欲な子達で、現在は日本語でのやりとりは普通にできてしまう位です。
次回は、8期以降をご紹介致します。